2020年3月21日土曜日

クリームの考えるオートノミートレーニング「理論編ver.1 」下巻

【オートノミートレーニング理論の特徴 その2

なぜ新たな、ある意味ちょっとした行動変容(状況・判断・感情)で人生が大きく変わるのか?

 これは私の中では、最初に疑問だった点(そんな事あるのだろうかとの疑惑?があったからこそ、あの分厚い本を読み終えることが出来たとも言えます)でした。だって、ほんの一つの考えるポイントや、行動を帰る事によって人生が変わるとも読み取れる文章が、「オートミートレーニング」の本の随所に散りばめてるんですから!面談をクライアントとして受けた体験を通して感覚的にはわかった様な気がしても、納得いかない部分でした。しかし今では確信を持って言えます。それでいいんです!変わるんです!!

私が「納得!」と思ったのが大阪大学大学院生命機能研究科 近藤滋教授の研究
とオートノミートレーニングが私の頭の中で結びついた時でした。

魚や動物の模様(例えばフグやチーターやサバの体の模様)は遺伝的なものではなく、その場(体表の場)のいくつかの法則に従いつくり上げられているとのことです。

その現象を説明する為の理論がチューリング・パターンの法則(方程式)で、「二つの物質が、ある条件のもとで反応しながら広がるとき、そこに物質の濃淡の波ができその波が生物の形や模様を作りだす 」ことを表しているとのことです。

NHKサイエンスゼロより

私には難しいことはわかりませんが、式よくみるとパラメーターであるXやYなどの記号は数種類しかなく、数少ない記号の数をイジることで、結果として出来てくる模様が変わってくることを示していると思います。

他のもっと分かりやすい番組である「所さんの目がテン!」でも紹介されてましたが、オセロの白黒の駒を床一面に裏表をバラバラに敷き詰め、それをスタッフが

1. 中心のオセロに対して周りが4つ以上異なる色に囲まれたら真ん中のオセロはひっくり返る」
「2. 同じ色の石が周囲2周集まると中心の石がひっくり返る」

のたった二つのルールで1万個のオセロを15時間かけて4ターンくり返したそうです。


すると、どういう事でしょう~そこには模様が浮かび上がった来たではありませんか!!

4ターン後に浮かび上がった模様
なんだかオートノミーとは離れてきましたが、要するにたったひとつの法則を変えることによって、シマウマの模様がホルスタイン牛模様になることもあると言うことではないでしょうか!!

 模様が変われば、その生物の捕食性など(天敵に食べられたり、逆に身を潜めて獲物を捕ったり)も変わり、生存性に大きな変化がある事になります。これはほとんど、生まれ変わってる!!てるってことだと思いません?
 私は、これで「ストン」と納得しました。今、これまで無意識に守り続けてきた、たった一つのをちょっと変えるだけで、何かが大きく変わるのがそもそも「生物」の特性だと思いました。

私の「ストン」感!伝わったでしょうか?

最初にも書きましたが、このコーナーはクリームのあくまでも現在の私見ですので、今後、私の意見も変わるかもしれませんし、現時点において間違いや、誤解があるのが前提です。「ホンマでっか!?」との視点で読んで頂き、ご意見を頂ければブログをアップした意味があると考えています。

以上で「理論編」を終わります。お付き合いありがとうございました。
クリームより

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