2020年6月30日火曜日

クリーム通信002第11回せんにん会ベーシックコース

第11回ベーシック(6/17)談義ピックアップ

談義テーマ:「共感」てなに?
参加者:8名


今回は「共感」についての深〜い話になりました。
ベーシックコースでしたが、皆さんのご都合の関係で、なんと参加者は全員プラクティスコースの皆様でした!なかなか無い状況でしたが、それはそれでディープ感が出て楽しかったです。

それでは、第11回せんにん会の談義ピックアップをお送りします。

一般的な「共感」とは?との話しから。
こんな時はウィキペディアからスタートですかね。
参照はこちらで、

で、「共感」を英語に訳すとempatyhとなるようで、sympathyと何が違うの?の話になりました。
sympathyは日本語では「同情」となるようですが、

辞書には
sympathy: 他人の不幸をかわいそうに思うこと
empathy: 他人の感情を理解して分かち合う
と書いておりました。

なるほど、「感情」「理解」がキーワードとなりそうですね。

まずは「共感」するときの心構えについて、早速、クリームが大好きなウイッキー語録より。

ウイッキーさんはオーディオファンでもあるのとことですが、ウイッキー情報によりますと、オーディオファンの人の中にはオーディオのセットに大金をつぎ込む人もいるそうです!その時のオーディオファンの心理状況を例に説明してくれました。

オーディオファンは、どんなにいいセットを組んでも生と同じ音に100%なるわけではないことを知っている。知っているからこそ、お金をつぎ込める。それと同じでオートノミートレーナーは「共感」も他人であるクライアントに100%共感出来ないことが分かっている。その前提で、出来ないとわかっているからこそ、セッションの時は毎回「今日は100%に少しでも近づけるようにしよう」と思うとのことでした。

いきなり、深いお言葉!

次にビーンズジャムさんのお言葉。
共感は「場の共有と、響き合い」と思っています。

オーディオの話もあって、この言葉を聞いたとき、なんだか心のオーケストラを聞いている印象がありました。

もしかして、恩田陸の小説「蜜蜂と遠雷」
を最近、クリームが読んだからから、そんな印象を持ったかもしれませんが。。。

談義では「場の共有と、響き合い」には、「言語化」の要らない、「わかってもらえたという感じ」を充当する部分が重要とも解釈できるとの意見も出ました。

クリームは「理解」の前の「感じ合い」、理解を超えた「感じ合い」、共感はnon-verbal communicationも含んでいるとの解釈だと思いました。そして、この言葉を聞いたとき、クリームはそれこそ心が震えました。

ワッシーからは、個人的意見としながらも「わかってもらえたという感じ」との意見の流れから、オートノミートレーニングでは共感をベースに、その上に「絶対的肯定」が載っていると。

これは、共感の効果の部分とも関連すると思いますが、共感は「クライアントが、一人ではないと思える」関係を醸し出す効果もあるとの意見もありました。

さらに、それでは「何を」共感するのか?との疑問に対し、ワッシーから

1. 感情を共感する
2. ナラティブを共感する
3. 願望を共感する

の3つが披露されました。ここでは「うん、なるほど!」と皆さんが次々にうなずいている姿がzoomの画面越しに見えました。

また、マープルさんのコメントでは、クライアントが話す事は、これまで他人に共感してもらえてなかった事が多く、共感して欲しいからこそ、面談で話しをすると。
つまり、クライアントの中に「確信」があることはクライアントにとっては面談で話す必要はなく、確信がない事、まさに共感して欲しいと思っているからこそ、面談でその話が出る。そして、その確信がない部分を「共感する」ことにより、クライアントはまた一歩前に進むことができる。

「無意識に共感して欲しいこと」はオートノミートレナーが目指しているクナップクンプトにとても近い部分とも言えるとの事でした。

そのあと、まだまだ深い話は続きました。。。

サイモン・バロン=コーエンの「認知的共感と感情的共感」の話
ダライ・ラマの主治医、バリー・カーズィンの言葉
我らの、ウィッキーの「和して同ぜず、同じて和せず」の話
などなど。。。

そして、zoomの画面に、一瞬、ちまきさんの可愛いお子さんが映ったりして(^^)、それもまた、とっても癒されました。

そんな、こんなで、
今回も、あっという間の1時間半!

最後は、
「共感はオートノミーのお供!」とのまとめになりました(笑)

そのまとめを聞いて、なぜか「枝豆はビールのお供!」のフレーズがクリームの頭によぎり、
枝豆は、ビールのおとも

遅い時間ながらも、クリームはせんにん会終了後、晩酌に突入いたしました。。。

以上、第11回ベーシック談義ピックアップでした。

追記:
オートノミートレーナーは、トレーナーと言うより、伴走者とのイメーかなとクリームは常々思ってました。
今回もそう言う話が出ましたので、クリームのオススメ伴走者小説!そのタイトルも「伴走者」!
オススメです。
まさに、オートノミートレーナーとはこんな感じがします。

浅生 鴨の小説「伴走者」
(ドラマもある! Kindleもある!)


せんにん会動画はこれ!
👇

001オートノミートレーニング概要NO.1(せんにん会)

002オートノミートレーニング概要NO .2せんにん会)

003オートノミートレーニングロールプレイ(せんにん会) 1



0 件のコメント:

コメントを投稿